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あなたたちの多くが、お互いに別々な、また“わたし”とも切り離された独立した個人であり、他人の困難や苦しみは、自分の外にある自分には関係のないものかのようにみなしてきました。

“わたし”はあなたたちの重荷をすべて背負うことができるのです。なぜなら“わたし”の父が“わたし”を世話して下さることを知っているからです。もしあなたたちが疲れているならば、“わたし”の父は“わたし”同様に、あなたたちの面倒もみて下さるのです。

“わたし”にはどんな状況にも打ち勝つ力を授けてくださる父がいます。この“力”はあなたたちにも備わっているのです。ゆえに、自分たちや“わたし”と他の人びとを分け隔てることなく、人類全体と共に共感しなさい。“わたし”と共感することによって、あなたたちは“わたし”を知ることができます。他の人びとのために行うことは、“わたし”に行うことなのです。

ゆえに、あなたたちは“わたし”を知り、“わたし”の父はあなたたちの父でもあることを知ったからには、“神の愛”のために物事を行うことで疲れることはないのです。

行った仕事の大きさではなく、その仕事を成し遂げた“愛”こそが最も重要なのです。

多くの人びとは、自分の業績を見て、「わたしはこれを建てた、あれを建てた。これを造った、あれを造った」と、自負心をもって言うでしょう。しかし、神から離れたものを創造できる人はいません。その力を与えているのは神だからです。神の外には何もありません。神は本質的に“無限”だからです。

ゆえに、“力の源”は“愛”であり、それは内なる“キリスト”を通してもたらされるものであることを認識し、成された仕事ではなく、それを行わせた“愛”を重視しなさい。すべての物事は過ぎ去りますが、“愛”は永遠に残るのです。

あなたたちの心(想念)はあなたたちの魂の鏡であり、苦しみの中にあっても、あなたたちは常に父の“臨在”の中にいることを知り、より強くなっていくのです。

あなたたちの心(ハート)とあなたたちの想像は密接に関係しています。あなたたちの心(ハート)にあるものは、あなたたちの想像力によって映し出されます。

わたしがあなたたちに語っているこれらの言葉は、あなたたちの心(ハート)をありとあらゆるすべての“命の源”へとさらに近づけているのです。