講話 12 - 101
気づきを読む・書く地上界から兄弟姉妹を憎んだままやって来る人たちもいます。しかしこうした憎しみは真の理解によって溶け去り、無に帰していきます。“霊”はますます“神の命”を現していきます。直ちに認識すべきは、低次元の現象界は低次の意識状態で“命”が現象化しているにすぎないということです。あなたたちの仕事は地上に“天の王国”をもたらすことです。
講話 12 - 102
気づきを読む・書くあなたたちは成長と“キリスト”の展開を妨げるものを意識的に見極めていかなければなりません。すべての内に存在している“一なる意識”に、意識的に気づくまで解脱はやって来ません。これが認識されないかぎり、低次元から高次元へと移行することはできないのです。
講話 12 - 103
気づきを読む・書く“わたし”の父はあなたたちを責めるようなことは何も覚えておられません。あなたたちも兄弟や姉妹に対して責めるようなことは一切忘れなさい。今この瞬間が安らぎと静けさに満たされたものとしなさい、今こそ“永遠”だからです。
講話 12 - 104
気づきを読む・書く“神人”(The Divine man)は神の中で完全です。彼は自己の意識の“真の根源”を悟るまで、成長のすべての段階を通過します。
講話 12 - 105
気づきを読む・書くそのとき彼は、“神という実在”の内にあって、自己自身の“全能性”を悟ります。
講話 12 - 106
気づきを読む・書くわたしと共に地上で成長する人びとを見守っているすべての人びとは、父のご意志が成就されるように熱望しています。
講話 12 - 107
気づきを読む・書くさまざまな経験によってあなたたちは数々の困難を乗り越え、過った信念や信仰、憎悪、無智がこの世界でどれだけの力をせき止めてしまっているかを理解するようになります。わたしたちは神のご意志が人類に成就され、“愛”の驚くべき力が表現されることを熱望しています。
講話 12 - 108
気づきを読む・書く終わりは始まりの中にあり、始まりは終わりの中にあります。すべての分離の終焉は神の中にあります。すなわち、神の本質、その“無限なる神聖の愛”(Infinite Divine Love)の現れを悟ることによって終わるのです。
講話 12 - 109
気づきを読む・書くあなたたちが百匹の羊を飼っていたとして、そのうちの一匹が迷子になったとき、九十九匹は置いておき、迷った一匹を見つけるために探しに行かないでしょうか。そしてその羊が見つかったら、喜び勇んで連れ帰り、群れを元通りに完全にするのではないでしょうか。
(マタイによる福音書18章10-14節、ルカによる福音書15章3-7節)
講話 12 - 110
気づきを読む・書くあなたたちに言っておきますが、天国では、悔い改める必要のない九十九人よりも、悔い改める一人の方が喜びは大きいのです。