講話 12 - 21
気づきを読む・書く人の心(想念)がすべてを理解し、自己の中で最高の境地に達したとき、その心(想念)は初めて、すべてを隔てていたベールを突き抜け、“キリスト”の完璧な悟りに至ります。そのときわたしはあなたたちに尋ねます。「あなたたちが今、知っているものは何ですか」と。するとあなたたちは答えます。「“わたし”が知っているのはすべての中のすべてである“キリスト”だけです」と。
講話 12 - 22
気づきを読む・書く人の心(想念)が“キリスト力”を顕現できる媒体となるとき、それは真に“智性”あるものとなります。全てのことを理解し、それによって全てのものを新たに創造する“智性”がそこにあります。この“力”によって全てのものが新たに創造されているのです。
講話 12 - 23
気づきを読む・書くこれがあなたたちの自己自身の内に植え込まれている“力”であり、あなたたちの心(想念)があらゆる制約された信念、信仰、考えから解放されたときに現れます。真実の“叡智”は、心(想念)から分離・分割感が消えたときに働き始めるのです。
これが本当にわかったとき、あなたたちはあなたたち自身で作った牢獄から解放されるのです。
講話 12 - 24
気づきを読む・書くこれが “全知なる存在” とあなたたちを分離させているベールを取り去った結果なのです。
講話 12 - 25
気づきを読む・書くそのベールを突き破ることは決して難しいことではないことを保証します。あなたたちの心(想念)からすべての制約、すべての信念や信仰、理論を排除するだけでいいのです。それが達成されたら“わたし”の方を向くことができますので、“わたし”を見てください。“わたし”はあなたたちに語りかけます。
講話 12 - 26
気づきを読む・書く内面から人類を観た場合、どれだけ多くの力が、あなたたちが抱いている信念や信仰、考え、精神的概念によって幽閉されているかがわかります。
講話 12 - 27
気づきを読む・書くあなたがたが抱えている大きな障害のひとつは、祈りの時間は他の時間とは異なっているべきだという錯覚です。
講話 12 - 28
気づきを読む・書く祈りとは“神の臨在”を感じることであり、これはどのような状況下でも“意識的な現実”でなければなりません。
講話 12 - 29
気づきを読む・書くあなたたちは週に一日を祈りのために予約しています!週一日の祈りが確保されているので、毎週、祈り・瞑想に取り組んでいると感じ、それで満足をしているのです。
講話 12 - 30
気づきを読む・書くそれは正しいやり方ではありません。正しいやり方とは、あなたたちの中で父が働かれていることを、いつどんなときでも自覚し続けることです。そうしていれば分離や分割はどこにもなく、時間も空間も実在していないことに目覚めます。