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獅子は“肉”の象徴であり、小羊は“神の小羊”、すなわち“キリスト”の象徴です。かくて、外なるものは内なるものとなり、内なるものは外なるものとなります。獅子が小羊に勝つのではなく、小羊が獅子に勝つのです。

肉の体という獅子は消え去り、自由の中に“神の愛”が宿ります。わたしが地上に生きていた間、強く意識されていたのはこのことでした。そのとき、力は決して世に平和と幸福をもたらすことはできないということがわかりました。力によって出現したものは、力によってしか存続できないからです。

しかし、“愛”がこの世にやって来れば、“愛”は不動のものとなります。“愛”はその支配力を維持するために何の努力も必要としません。そのためにこうして、“わたし”は“神の愛”である“キリスト”についてあなたたちに知らせるために、再びやって来たのです。あなたたち自身の内なるこの“愛”に気づくことによって、あなたたちはこの“愛”を世にもたらすことができるのです。

かくして、“新しき天と地”は一つとなり、“至高者”の住まいとなるのです。(イザヤ書65章17節、66章22節、ペトロの手紙二3章13節、ヨハネの黙示録21章1節)

そのとき、古きものはすべて過ぎ去り、神と人は意識的に結びつき“一つ”となります。ゆえに、あなたたちが“わたし”を見たとき、あなたたちは父を見たのです。

“わたし”は人びとに一つのハートを与え、一つの“霊”が彼らの内にいるようにします。“わたし”は彼らの頑なな性質を取り除き、感動できる性質を与えます。それによって彼らは“わたし”の法に従って生きるようになり、彼らは“わたし”の民となり、“わたし”は彼らの神となるのです。

この約束は成就されつつあり、成就されるのです。“万軍の主”が定められたことは、そのとおりになるのです。

あなたたちの内なる“キリスト”という種は“神格”を完全に備えています。(コロサイ信徒への手紙1章19節)

“わたし”はあなたたちと共にいます。“わたし”の使命はあなたたちの中に“神のキリスト”の完全性を成就させることです。ゆえに、あなたたちは気づいていないかも知れませんが常に成長しているのです。

成長する!ということを、常に忘れないでください。それを探し求めるのではなく、“真理”の中で自分自身が成長するままに委ねなさい。ありとあらゆるすべてのものに“平安”をもたらすのは“愛”の美しいハーモニーです。この“平安”によって成長するのです。