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“神の愛”はあなたたちを誘い、終わりのない“光”の流れに乗せ、その源に至るまで前進させるのです。(ローマの信徒への手紙 5章5節)

“父”の謙虚さを見るときほど、“父”の偉大さが示されることはありません。“父”はすべてのものを“至高の愛”によって安全なところに引き上げて下さっているのです。(ヨハネによる福音書3章16節、フィリピの信徒への手紙2章5-8節)

わたしは2千年近く前に、あるたとえ話をしました。それは“放蕩息子”と呼ばれているもので、そのたとえ話をあなたたちが再び読めば、“父の愛”の深さを知ることができます。(ルカによる福音書15章11-32節)

誰も“父”から引き離されることはありません。最も不従順な子でさえも引き離されることはないのです。不従順な子は、従順な子よりももっと多くの愛を必要としているのです。(ヨハネによる福音書10章28-29節、ローマの信徒への手紙8章38-39節)

このことから、神の慈愛に対する崇拝で魂が満たされます。わたしたちの神は、人の心(想念)の中に創られたすべての神々を超越しているからです。わたしたちの“父にして母なる神”は、およそ人が考え及ぶ最高の概念をも超えているからです。

しかしわたしたちは、心を開いてわたしたちの“父にして母なる神”の栄光を見ることになります。その栄光に照らされ、栄光から栄光へと変貌し、“キリストの霊”である“子”が“父”を現すように、わたしたちは神の似姿に変えられていくのです。(コリントの信徒への手紙二 3章18節)

“父”が分かるのは“子”である“キリスト”です。“キリスト”はあなたたちの内なる“霊”であり、あなたたちが“キリスト”を認識し、受け入れるならば、“キリスト”は“わたし”のためにしたことを あなたたちにもするでしょう。もしあなたたちが “わたし” を信じるならば、あなたたちはもっと偉大なことをするようになります。“わたし” はあなたたちに“父”を明かしている“キリスト”だからです。

わたしの“祝福された母”(聖母マリア)が見たものはこれでした。彼女のビジョンを通して “わたし” は肉の中に生まれたのです。“わたし”( I am)は肉となった“言葉”なのです。

あなたたちの“この世”の母親は、神とあなたたちにとっても、身近で大切な存在なのです。母親としてあなたたちのために払う彼女の犠牲が、彼女にどれほどの喜びを与えているか、想像してみなさい。

母の愛に近づけば近づくほど、 “父”の“被造物”に現れている“父”の“愛”に近づくことになります。