講話 6 - 41
気づきを読む・書くあなたたちが“キリスト”にあって強くあるとき、あなたたちの心は平安であり、慈しみと“愛”に満ちています。 “わたし” が“父”を知っているように、あなたたちも“父”を知りなさい。“わたし”は人となった“父”であり、すべての“父の愛”を、 “栄光”を、 “慈悲”を、 “叡智”を、そして“力”を、人として体現しているのです。“わたし”の意識がこの真実を知ることによって、すべての人びとに “真理”が明かされているのです。
講話 6 - 42
気づきを読む・書く“父”はすべてを“わたし”に告げられました。“父”以外は誰も“子”を知らず、“子”以外は誰も“父”を知りません。ゆえに、 “わたし” のところに来なさい、 “わたし” はあなたたちに安らぎを与えます。
講話 6 - 43
気づきを読む・書く“わたし” の軛(くびき)はとても心地よく、 “わたし” の荷は軽いのです。静かなるひとときに “わたし” と一緒に考えなさい。 “わたし”はいつもあなたたちと共にいるのです。
講話 6 - 44
気づきを読む・書く日々の仕事から離れ、静けさの中に入り、“わたし” と共に考えなさい。“わたし” は常にあなたたちと共にいます。あなたたちを通して現れる“わたしの臨在”を感じるでしょう。あなたたちは慰められ、喜び、“永遠なるキリストの臨在”に満たされ、立ち上がるのです。
講話 6 - 45
気づきを読む・書く「わたしは“霊”である」と表明することを学んだ以上、あなたたちは今、“霊”のみが創造するということを理解しなければなりません。
講話 6 - 46
気づきを読む・書くすべてを創造するのは、あなたたちの内なる“霊”です。“神の強大な想い(Mind)”は、わたしの知る限り、知れば知るほど偉大です。しかし、感覚がこれを明らかにすることはありません。目に見えないものは、見えるものよりももっと現実的です。目に見えるものはすべて、見えないものから来ているのです。“霊”、すなわち見えないものは生気を与える力であり、すべての形態を“存在”させています。“霊”が物を造るのは、自らが物に成ることによって造るのです。“霊”は“霊”自身で完全無欠です。“霊”はすべてであり、すべては“霊”なのです。
講話 6 - 47
気づきを読む・書く“霊”の一部分を他の部分から切り離すことはできません。顕在化している“霊”は、顕在化していない“霊”から切り離されてはいません。あなたたちの内なる“命”が、“神の命”から切り離されることは決してないのです。
講話 6 - 48
気づきを読む・書く人類はこの知識に関してはまだ幼い段階にいます。しかし多くの人びとが「“わたし”はある」という“一つの命”の衝動を感じ始めています。
講話 6 - 49
気づきを読む・書くわたしのこれらの言葉の目的は、影の背後にある“真実”を明らかにするためのものです。“わたし”が語ることに耳を傾けるならば、“わたし”が感じていることをあなたたちも感じるようになります。こうしてあなたたちは、“わたし”を知ることになるのです。これらの言葉を、“知っている”と実感するまで学んでいきなさい。
講話 6 - 50
気づきを読む・書くテレパシーと呼んでいる、ある人の想念が別の人の想念へ、あるいは、ある人の意識が別の人の意識へと伝わる通信があります。あなたたちの世界でも、遠方の人と直通で話すための通話回線がありますが、それとちょうど同じようなものです。