講話 13 - 31
気づきを読む・書く恐れることは何もありません。真実なるものは何も失われません。“キリスト”はあなたたちの“唯一の真実であり実在”です。それは“永遠なる神の子”なのです。
講話 13 - 32
気づきを読む・書く“愛”は決して失われることはありません。“愛”は神の現れであり、“愛”を包んでいる衣(ころも)を通して流れ出ているのです。
講話 13 - 33
気づきを読む・書くこれが理解され始めると、魂を通して現れているのは“神の愛”であるということを地上のすべての人びとが知るようになります。身体は物質界で “命”が表現されるための衣服なのです。
講話 13 - 34
気づきを読む・書くこの衣を軽んじるのではなく“キリスト”に捧げ、内にある“強大な力”を自覚しなさい。この衣を“キリスト”に捧げるとき、衣は内なるものとなり、内なるものは外なるものとなります。こうしてあなたたちは、再び生まれるのです。今度は肉によってではなく、人の意志によってでもなく、“神の霊”によって生まれるのです。“わたし”は言いました。「地上の何人をも父と呼んではならない。あなたたちの父は天の父お一人のみだ」。(ヨハネによる福音書3章5-8節、マタイによる福音書23章9節)
講話 13 - 35
気づきを読む・書く喜びなさい、恐れることはありません。恐れとははっきりと見ることを妨げる霞んだ視力にすぎません。恐怖は一時的に霊的な視野を曇らせますが、あなたたちの内なる“永遠のキリスト”(the Eternal Christ)を通じて自由がやって来ます。
講話 13 - 36
気づきを読む・書くすべての恐れは“愛”によって一掃されます。“愛”は恐怖を追い払うからです。悪に対する恐怖、人に対する恐怖、神に対する恐怖、これらはすべて物質的感覚の産物であり、“実在”の中にはなんの基盤もありません。
講話 13 - 37
気づきを読む・書く“神の愛”は、あなたたちを“神の聖なる臨在”から分離させるこのようなすべての恐怖からあなたたちを解放します。
講話 13 - 38
気づきを読む・書くゆえに、人も獣(けもの)も恐れることはありません。神も恐れるのではなく、愛するのです。あなたたちの自己自身の意識の中で“キリスト”の真の性質が明らかにされるとき、ダニエルがライオンの穴(あな)の中で示した力をあなたたちももつことになります。この“力”はあなたたちのものでもあるのです。(ダニエル書6章8-28節)
講話 13 - 39
気づきを読む・書く天においても地においてもあなたたちを打ち負かすことができるものは何もありません。なぜならこの“キリスト”はあなたたちの内なる“神の霊”であり、全能であり、天と地に存在するすべてのものの背後にある“創造原理”だからです。これを悟ったとき、もはやあなたたちは恐れることはありません。
講話 13 - 40
気づきを読む・書く最も低い人びとも何らかの方法で神を求めています。“わたし”の弟子としてのあなたたちの使命は、“愛”と模範によって彼らに真の道を示すことです。単なる言葉ではなく、思いやりをもって、“愛”と理解に導くことによって示すのです。