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しかしわたしはあなたたちに言っておきますが、地上の何人(なんびと)をも崇拝してはなりません。あなたたちの父は天にまします御方(おかた)“お一人”のみだからです。(マタイによる福音書23章9節)

父はあなたたちの中の“生きている息”であり、あなたたちの中で個性化された“神のキリスト”です。

“キリスト”はすべての人類の中にある“神の愛”です。“わたし”は“神の愛”であり、この“愛”を知るためには、“愛”である神を崇拝しなければなりません。

では、“愛”である神はどのようにして崇拝すればよいのでしょうか。それは、―― あなたたち自身の内なる至高のものに達することによって、あなたたちを創造された神から注がれる“愛”を与えることによって、あなたたちの魂に流れる“命と愛”の溢れんばかりの河を自覚することによって―― なのです。

自分の魂とハートに流れ入る“命と愛”をあなたたちが身をもって表現するとき、あなたたちは本当に“神の愛”を実感します。万生万物すべてを愛することこそが神を愛することです。神は万生万物を愛しておられます。万生万物は“神の創造物”だからです。ゆえに、あなたたちの隣人を自分自身のように愛しなさいと言うのです。(レビ記19章18節、マタイによる福音書5章43-44節、19章19節、22章39節、マルコによる福音書12章31節、33節、ルカによる福音書6章27節、35節、10章27節、ローマの信徒への手紙12章20節、13章9節、ガラテヤの信徒への手紙5章14節、エフェソの信徒への手紙4章25節、テサロニケの信徒への手紙二3章15節、ヤコブの手紙2章8節)

すべての人びとに対して平和と善意の福音を伝える人に、わたしは喜びを感じます。

わたしは、“わたし”に耳を傾けるすべての人のハートの中で、沈黙のうちに働いています。あなたたちは心を内に向けなさい、そうして、内なる“唯一の御方”のことを学びなさい。

あなたたちが静寂の中にあるとき、“わたし”はあなたたちの意識に宿り、あなたたちのハートに、“わたし”の声に耳を傾けるよう促しています。あなたたちの魂の内なる“愛と安らぎと調和”のリズムは、人類全体に“命”を吹き込んでいる神の“永遠の愛”のリズムなのです。

“わたし”は父と一体であり、あなたたちの誰一人とも分断はされていません。あなたたちが生き、存在しているその父と“わたし”は一つです。ゆえに、“わたし”は父の中で完全なる全体であり、あなたたちの中でも、あらゆるすべての中でも同様なのです。“わたし”の“平安”と“わたし”の“愛”をもって、ありとあらゆるすべてを祝福します。

“わたし”は扉を開き、 “無限なる命の大河”が流れ出し、すべての国の人びとに溢れるようにします。