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目の前にある形に“命”を閉じ込めてはいけません。“命”は目には見えませんが実在(実体、本質)であり、遍在しています。形は“命”の表現であり、目の前にある形は不可視の“命”の全体の表現に過ぎません。“全体”は決して分割されないからです。

いつの日かあなたたちは、これらのことについてもっと多くを学びます。目に見えないものが見える世界として現れるでしょう。そうです。あなたたちが今、認識しているよりも偉大な生命の形態が存在します。今のあなたたちには見えない神の天使たちさえも見えるようになるでしょう。しかし、それを超えて“永遠の命”が存在します。

“命”は形を超えています。あなたたちが見ている形で“命”を制限してはなりません。形は“命”の表現です。あれこれと理論立てを行うことによって“命”を制約してはなりません。それによって、あなたたちの心(想念)を超えた“全体なるもの”への道を閉ざさないでください。

“真理”とは、“真理”の一部分ではありません。“真理”の全体は見ることも聞くこともできません。あなたたちの成長は高い次元に至ってもさらに続きます。

唯一なる“真理”があるのみです。“わたし”はその“真理”です。しかし、誰も“真理”の全貌を思い描くことはできません。“わたし”は人類全体の内にいます。“わたし”の内で、あなたたちは一なるものとして全てに存在し、全なるものとして一なるものに存在しています。これは“真理”の全体を絶え間なく広げ、“愛”である父の完全無欠に至るものです。“神の霊”はあなたたちの中で“神のキリスト”として人格化して現れているのです。