講話番号順に表示 新規投稿順に表示

あなたたちが自己自身の内にある“神のハート”が、自分のハートと一体となって鼓動しているのを感じるとき、“神のハート”はあなたたちのハートと一体となって鼓動しているのです。

“愛”はすべての非行にベールをかけますが、憎しみは争いをかき立てます。心(想念)の二元性に生きることなく、“霊”の一元性を求めなさい。(講話10-23)

憎しみが心(ハート)に入って来ないように、まちがった行いの上に“愛”のベールをかけなければなりません。この“愛”の強大な“力”は、すべてを克服します。“愛”は神から出るものですが、善悪は人の心(想念)から出るものです。(ヨハネの手紙一4章7-8節)

何をされようと、何を言われようと、あなたたちは仕返しをしてはいけません。なぜなら、あなたたちの心が“愛”に満たされていなければ、“愛”は現れることができないからです。あなたたちがハートを“キリスト”に明け渡し、“キリスト”がそのハートを全面的に占有することによってのみ、あなたたちに自由がやって来るのです。(箴言23章26節)

これが唯一の“生ける力”であり、唯一の“生ける実在”です。あなたたちが真実ではないものをすべてはっきりと見分けたとき、あなたたちはもはや真実なるものが現れるのを妨げなくなります。

心(ハート)の清い人の唇には常に良識がありますが、良識のない人が口にするのは愚かなことです。

心(ハート)の清い人は真実のことを表現しますが、良識のない人は“真理”を知らないために、愚かなことを話します。

愚かな者のおしゃべりは常にトラブルを招くものですが、沈黙と智恵は混乱した状態を静めます。

あなたたちは目的を持ってここに来ています。より深い理解を得るためであり、“わたし”の弟子となるためです。それには自己を知ることが第一です。そうすれば、あらゆる状況を克服する“力”が現れます。自己を知るためには自我のやり方に気づく必要があり、これがあなたたちを自由に導いていきます。自我の中にこそ、すべての苦悩の原因があるのです。

あなたたちは、「汝の隣人を汝自身のように愛せよ」というまことの“キリスト原理”を世に示すための、“わたし”の手本にならなければなりません。