ディヴァイン・ヒーリング

この兄弟の“意識”は個人的な意識から“宇宙的な意識”へと引き上げられています。しかしこれは自己の喪失を意味するのではなく、“万生万物”との統一によって、より大いなる自己となっていることを意味しているのです。

（詩篇 82:6、ヨハネ福音書 10:30、17:21、コリントの信徒への手紙一 3:16、エフェソの信徒への手紙 4:13-14、ヨハネの黙示録 21:6、ローマの信徒への手紙 12:5）

“キリスト”とは、父なる神が人格となって現れたものであり、“キリスト”と父なる神の間に隔たりはなく、両者は一体です。今、人格となって現れている父なる神が、あなたたちの“内なるキリスト”なのです。

（ヨハネ福音書 10:30、14:10,20、コリントの信徒への手紙二 3:18、エフェソの信徒への手紙 4:13-14、ヘブライ人への手紙 1:3、ヨハネの手紙一 4:15）

しかし、“キリスト”が遍在なる“命”の“意識”の中に退けば、“父なる神”の“全能性”（Omnipotence of the Father）によって、このようにあなたたちすべてのもとに臨むことができるのです。誰でも“わたし”の名によって何かを願うならば、父と“わたし”は一つであるため、それは成されるのです。

（マタイの福音書 28:18、ヨハネ福音書 5:14-15、14:13-14、17:21、ヨハネの黙示録 21:6、22:13）

このようにしてあなたたちの意識も引き上げられるのです。人の意識は、“神の意識”を認識するように引き上げられなければなりません。一連の講話を通じて、あなたたちの意識は、自分を意識することから“神”、すなわち内在の“キリスト”を意識するように高められてきているのです。

（ヨハネ福音書 14:23、コロサイ人への手紙 3:2、コリントの信徒への手紙二 3:18、エフェソの信徒への手紙 4:23-24、箴言 4:23、ローマの信徒への手紙 12:2）

“主”はその“聖なる神殿”、すなわち人の手で造られたのではなく、神の口から流れ出る“言葉”によって造られた“神殿”に住まわれます。「“わたし”はその“言葉”であり、“わたし”を通してでなければ何も存在することはありません」。

（ヨハネの福音書 1:1-3、コロサイの信徒への手紙 1:16-17、コリントの信徒への手紙一 3:16-17、ヘブライ人への手紙 1:1-3、9:11、ヨハネの黙示録 21:1-3、使徒言行録 7:48-49、詩篇 138:2）

あなたたちは自己の内なる“神の意識”を認識しなければなりません。なぜならあなたたちは、それによってのみ、存在するようになったのです。

（創世記 1:26-27、詩篇 82:6、コリントの信徒への手紙一 3:16、使徒言行録 17:28、ヨハネ福音書 10:30、15:5、コロサイの信徒への手紙 1:17、ヨハネの黙示録 3:20、21:3-4）

死すべき感覚の次元に住む人間は、限定された心で“神の無限の叡智と愛”を説明しようとしてきました。

（ヨブ記 11:7-8、イザヤ書 55:8-9、マタイ福音書 11:25、ローマの信徒への手紙 11:33、箴言 3:5-6、詩篇 147:5、コリントの信徒への手紙一 1:25、ヨハネの福音書 4:24、ヨハネの黙示録 5:11-14）

新たな知識に至ったあなたたちは、“聖なる御方”（神）を、あえて人間と同じように制限しようとしますか。自分を知らない人間が、あえて神のすべてを説明しようとするのです！

（ヨブ記 11:7-8、イザヤ書 55:8-9、マタイ福音書 11:25、ローマの信徒への手紙 11:33、箴言 3:5-6、詩篇 147:5、コリントの信徒への手紙一 1:25、ヨハネの福音書 4:24、ヨハネの黙示録 5:11-14）

あなたたちの信仰は、人の知恵ではなく、神の“力”と“愛”と“叡智”に基づくものでなければなりません。

（箴言 3:5-6、イザヤ書 41:10、ヨハネの手紙一 4:18、マタイ福音書 6:33、コリントの信徒への手紙一 1:25、2:5、詩篇 118:8-9、ヨハネの黙示録 3:18、5:5、7:14、17:14、21:7）

“神の愛と叡智と力”は、世が創られる前から存在していました。しかし、世の支配者たちは誰もそれを知りませんでした。もし彼らがそれを知っていたならば、“わたし”を十字架にかけることはなかったでしょう。

（箴言 3:19、8:22-23、ヨハネ福音書 1:1-3,10-11、エフェソの信徒への手紙 1:4-5、コリントの信徒への手紙一 2:8、コロサイの信徒への手紙 1:15-17、ヨハネの手紙一 4:8、ヨハネの黙示録 5:6-14、13:8、17:5、21:1-4、22:13,20-21）