講話 8 – 111

気づき

この強大なる“愛”はすべての罪と分離を消滅させます。なぜなら、あなたたちの中には、神の“キリスト意識”によって、罪と死に打ち克った方が宿っておられるからです。

(ヨハネの手紙一 4:18-19、ヨハネによる福音書 15:13、イザヤ書 53:5-6、コリントの信徒への手紙二 5:17、ローマの信徒への手紙 8:1-2、ガラテヤの信徒への手紙 2:20)

講話 8 – 112

気づき

あなたたちは神の息子・娘なので、「お父さん、おお父よ、われらの父よ」と叫ぶあなたたちのハートの中に、神は“キリストの霊”を遣わされたのです。ゆえに、あなたたちはもはや召使いではなく、神の息子・娘であり、あなたたちの内に住み給う“神の独り子キリスト”のゆえに、神のものすべての相続者なのです。

(詩篇 89:26-27、ローマの信徒への手紙 8:14-17、ガラテヤの信徒への手紙 4:6-7、マルコによる福音書14章36節、ヨハネによる福音書 1:12-13)

講話 8 – 113

気づき

そうです、いまこの瞬間、何千人ものあなたたちは、時間も空間も入り込まない状態でわたしの話を聴いています。しかし、この外界では、肉体に留まっているあなたたちの兄弟姉妹に話しているのだが、彼らは時間と空間を知っています。時間と空間は、彼らが地上で克服しなければならない困難です。すべての人が克服しなければならない困難は、時間と空間の感覚なのです。

(ヨハネによる福音書 17:20-24、詩篇 90:4、コリントの信徒への手紙二 5:7、コロサイの信徒への手紙3:1-4、エフェソの信徒への手紙 3:14-21)

講話 8 – 114

気づき

あなたたちはいまだに、距離、月日、時や年などを観ています。これが時間・空間という幻想なのです。

(詩篇 90:4、ヨハネによる福音書 17:20-24、ガラテヤの信徒への手紙 4:9-10、コロサイの信徒への手紙2:16-17、エフェソの信徒への手紙 3:14-21)

講話 8 – 115

気づき

“天国”の自己を見つめなさい。あなたたちの内なる“霊”は、この世界を創造した“霊”と一つなのです。

(創世記 1:1-2,27、ルカによる福音書17:20-21、ヨハネによる福音書 14:16-17、ローマの信徒への手紙 8:11)

講話 8 – 116

気づき

これが理解されたとき、あなたたちは時間・空間の世界を超えて見るようになります。

(ヨハネによる福音書 17:20-24、コリントの信徒への手紙二 5:7、ローマの信徒への手紙 8:6、エフェソの信徒への手紙 3:14-21、ヨハネの黙示録 21:1-4、 21:23、22:1-2、詩篇 46:10)

講話 8 – 117

気づき

“わたし”は外なるものではなく、“父なる神の霊”から生まれたと言いました。地上の何人をも“父”と呼んではなりません。“天”にまします御方こそが“父”だからです。

(マタイの福音書23:9、ヨハネによる福音書3:5-6、ローマの信徒への手紙 8:14-16、ガラテヤの信徒への手紙 4:6-7、詩篇 139:13-16、イザヤ書 64:8)

講話 8 – 118

気づき

わたしは“実在”のこの大いなる、内なる状態をすでに知っていました。外なるものは影に過ぎないということも知っていました。したがって、時間と空間によって分離を生じさせる感覚の誘惑に打ち勝ったのです。

(コリントの信徒への手紙二 4:18、ヨハネによる福音書 8:23-24、14:6、マタイによる福音書 6:24、ヤコブの手紙 4:14、コロサイの信徒への手紙 2:17、詩篇23:4)

講話 8 – 119

気づき

時間・空間という感覚を克服すれば、一切のすべてが“今”であり、分離はなく、距離はなく、時間もないという悟りに入るのです。

(ヨハネによる福音書17:21-23、コリントの信徒への手紙二 5:17、ペトロの手紙二 3:8、ヨハネの黙示録 21:1、詩篇90:4、イザヤ書 43:19)

講話 8 – 120

気づき

“父なる神”の始原となる“霊”は、一切の力を内包した単一の統一体として存在し、“天”と“地”と呼ばれる能動的原理(陽)と受動的原理(陰)を創造されました。

(創世記 1:1-5、詩篇 33:6-9、ヨハネによる福音書 1:1-3、コロサイの信徒への手紙 1:16、ヘブライ人への手紙 1:1-2)