講話 6 – 11

気づき

あなたたちの内におられる“父”は、あなたたちの意識を通して“ご自身”を現されます。あなたたちの意識は、あなたたちが“父”を表現する手段だからです。あなたたち自身の意識の中の「“わたし”はある」という力の偉大な秘密に気づきなさい。“力の言葉”である「“わたし”はある」を宣言しなさい。そうすればあなたたちの意識は、その背後にあるとてつもない威力を自覚するでしょう。“宇宙”は分割されてなく、 “唯一の全体”なのです。

(出エジプト記 3:14、ヨハネによる福音書 1:12-13、8:24,28,58、10:34、11:25、13:19、14:6、18:5-6、コロサイの信徒への手紙 1:27、ヨハネの手紙一 4:12、ヨハネの黙示録 1:8、21:6、22:13)

講話 6 – 12

気づき

“聖なる神殿”を、 “キリストの命”の“強い確信に満ちた波動”によって日々、満たしなさい。周囲の霊域を、死すべき感覚から超越した次元に高めなさい。

(ヨハネによる福音書 14:6、コリントの信徒への手紙一 3:16-17、エフェソの信徒への手紙 2:21-22、詩篇 29:1-2、150:1-6)

講話 6 – 13

気づき

あなたたちが“真理”の中へと成長していくことは、とても単純で自然なことです。“父”があなたたちの中で働かれており、“父”に失敗はあり得ないからです。

(フィリピの信徒への手紙 1:6、2:12-13、ヨハネによる福音書15:4-5、エフェソの信徒への手紙 3:17-19、ヘブライ人への手紙 13:20-21、イザヤ書 41:10、詩篇 37:23-24)

講話 6 – 14

気づき

あなたたちは一人で生きているのではありません。自分一人で生きていると思っているかも知れませんが、それは感覚による錯覚です。“命”に分割はなく、わたしたちの誰もが分離はしていないのです。

(ヨハネによる福音書17:21-23、使徒行伝 17:28、エフェソの信徒への手紙 4:4-6、コリントの信徒への手紙一 12:12-14、ガラテヤの信徒への手紙 3:28、ローマの信徒への手紙 12:5)

講話 6 – 15

気づき

根源にあるのは“唯一の命”です。この“唯一”の源から流れ出(い)で、ありとあらゆる存在すべてに“ご自身”を顕現されているのが“唯一の霊”です。

(エフェソの信徒への手紙 4:4-6、コリントの信徒への手紙一 8:6、コロサイの信徒への手紙 3:11、詩篇 104:30、139:7、使徒言行録 17:28、ヨハネによる福音書 1:3-4)

講話 6 – 16

気づき

もしあなたたちの意識が、わずかでも“無限なる意識”(神)から分離していたら、“無限者”は無限ではなくなってしまいます。“地上に生きている存在”であるあなたたちが、もし神から分離したら、神は“無限”ではあり得ないのです。今やあなたたちは一人では生きられないこと、どこにいようとも神から分離することはできないことが、明確に理解されたでしょう。

(ヨハネによる福音書 10:30、14:20、コロサイの信徒への手紙 3:11、使徒言行録 17:28、エフェソの信徒への手紙 4:6、ヨハネの手紙一 4:15-16、詩篇 8:1-4、133:1、139:7-10)

講話 6 – 17

気づき

この“真理”を理解するために、宇宙全体を満たしている柔軟な質料を表す象徴として、“水”が用いられてきました。しかしあなたたちの時代では、電子的質料とか宇宙空間のエーテルなど、同じものを表現するために他の言葉も使われてきています。

(創世記 1:1-2,6-10、ヨハネによる福音書 1:1-3、4:14、コロサイの信徒への手紙 1:16-17、詩篇 104:2)

講話 6 – 18

気づき

地球上で起きている多くの科学的な発展をあなたたちは知っています。しかし、“宇宙”の秘密に到達するのは、“霊的”な知識を介してのみであることに、やがて気がつくでしょう。

(ヨハネによる福音書 8:32、コリントの信徒への手紙一 2:10,14、詩篇 19:1-2、ローマの信徒への手紙 1:20、コロサイの信徒への手紙 1:16-17、ヤコブの手紙 3:17、イザヤ書 55:12、箴言 9:10)

講話 6 – 19

気づき

もし科学者たちが、“霊”からやって来るインスピレーションに彼らの心を完全に開くならば、偉大にして強大なることが明らかになるでしょう。

(ヨブ記 28:12-28、箴言 3:5-6、ダニエル書 2:20-23、ヨハネによる福音書 14:26、ヤコブの手紙 1:5、コリントの信徒への手紙一 2:10、詩篇 111:10、119:18,105、エフェソの信徒への手紙 1:17-18)

講話 6 – 20

気づき

そうなる日が近づきつつあります。そのときには、この世界と宇宙全体との関係がよりよく理解され、あなたたちが住んでいる世界が、まさに“完全なる全宇宙の中”に存在していることがはっきりと示されるのです。全宇宙を構成している電子的質料の一部は形態化されていますが、なおその質料として存在し、分離することはありません。このように、内部には“強大なる力” 、“神の霊”――すなわち創造する“キリスト”が宿っているのです。これが人の内なる “命”です。“わたし”は“霊”であり、“神のキリスト”であり、“初めにあった言葉”です。

(ヨハネによる福音書 1:1-3、14:20、コロサイの信徒への手紙 1:16-17、コリントの信徒への手紙一 15:28、創世記 1:1-2、詩篇 104:2,24、ヘブライ人への手紙1:3、ヨハネの黙示録 22:1)