講話 8 – 81

気づき

“キリスト”は一人ひとりに内在している唯一の“創造力”です。それは“父”の御心であり、“父”の御心は“天”において行われるように、“地”においても行われるのです。

(創世記 1:26-27、マタイによる福音書 6:10、ヨハネによる福音書 1:1-3, 14、コロサイの信徒への手紙 1:16-17、ヨハネの黙示録 21:1-5)

講話 8 – 82

気づき

体を構成しているそれぞれの部分は同じ機能を持っているわけではありません。けれども、それらは一つの体を形成します。

(ローマの信徒への手紙 12:4-11、コリントの信徒への手紙一 12:4-27、エフェソの信徒への手紙 4:11-16、コロサイの信徒への手紙 3:15、 歴代誌上 12:23-40)

講話 8 – 83

気づき

あなたたちも同様です。多くの人がいて、それぞれ異なる働きをしています。けれどもあなたたちは皆、一つの体です。“キリスト”の体がすべてを支えており、そのすべてに“キリストの霊”が内在しています。“わたし”と共に、深く考えてください。

(ローマの信徒への手紙 12:4-11、コリントの信徒への手紙一 12:4-27、エフェソの信徒への手紙 4:4,11-16、コロサイの信徒への手紙 3:15、 歴代誌上 12:23-40)

講話 8 – 84

気づき

あなたたちは皆、与えられた恵みによって、それぞれ異なる賜物をもっています。ある者は洞察力にすぐれ、ある者は深い信仰をもち、ある者は教えることにすぐれ、ある者は癒やしにすぐれ、ある者は慰めにすぐれています。しかし、あなたたちのすべてに現れているのは“唯一のキリスト”であり、あなたたちは皆、一つの “キリスト”の体の中で生きているのです。

(ローマの信徒への手紙 12:4-11、コリントの信徒への手紙一 12:4-31、エフェソの信徒への手紙 4:4,11-16、コロサイの信徒への手紙 3:15、 歴代誌上 12:23-40)

講話 8 – 85

気づき

何をするにしても、誠実さをもって行いなさい。お互いに親切に、愛情深く接し、喜んで慈悲を示しなさい。慈悲は、偉大さの報いだからです。

(マタイによる福音書 5:7、ルカによる福音書 6:36、ローマの信徒への手紙 12:9-10、コロサイの信徒への手紙 3:12-17、テサロニケの信徒への手紙一 5:15、詩篇 41:1、箴言 3:3-4、14:21、19:17)

講話 8 – 86

気づき

慈悲の心は内なる“キリスト意識”の表れです。慈悲心は、内なる“王国”に宿る“生けるキリスト”が、外なる世界に影響を及ぼしていることを示しているのです。

(コロサイの信徒への手紙 1:27、ヨハネによる福音書 14:20、ガラテヤ人への手紙 2:20、マタイによる福音書 5:14、イザヤ書 43:10)

講話 8 – 87

気づき

彼らが誰であろうと、どんな者が来ようとも、“わたし”は決して追い出すことはありません。ゆえに、“わたし”があなたたちに語ることに耳を傾けなさい。“わたし”に見ならいなさい。そうしなければ、あなたたちは“わたし”の弟子ではありません。

(ヨハネによる福音書 6:37、10:9、マタイによる福音書 28:19-20、ルカによる福音書 14:26-27、ペテロの手紙一 2:21、イザヤ書 55:1)

講話 8 – 88

気づき

仕事では、怠けたり、ごまかしたりせず、敬意をもって奉仕しなさい。そうすればあなたたちは“わたし”に仕えることになり、うぬぼれによって偉ぶることはないでしょう。

(出エジプト記 20:15-16、箴言 3:7、10:4-9、12:20、22:12、ローマの信徒への手紙 12:8,16、コロサイの信徒への手紙 3:23-24、テサロニケの信徒への手紙一 4:11-12)

講話 8 – 89

気づき

あなたたちが奉仕する人びと、あなたたちに奉仕する人びと、すべての人びとと共に、平和に暮らしなさい。

(レビ記 19:18、詩篇 34:14、箴言 12:20、マタイによる福音書 5:9、ローマの信徒への手紙 12:18、ヘブライ人への手紙 12:14)

講話 8 – 90

気づき

天国では「もっとも偉大な者は、すべての者の僕です」と書かれています。では、どなたが最も偉大な方なのでしょうか。それは、常にあなたたちの内にとどまっておられる“父”です。“父”はすべての人びとに仕えている僕なのです。あなたたちが“わたし”の名において求めるものは、何でも“父”はあなたたちに与えてくださるのです。

(マタイによる福音書 20:26-28、23:11、マルコによる福音書 9:35、10:43-45、ヨハネによる福音書 14:13-14)