講話 14 – 51

気づき

ゆえに、もしあなたたちが兄弟に対して「おまえはただの乳母ではないか」、「おまえはバカだ」と言うならば、 あなたたちは“愛の法則”に背いた罪になるのです。

講話 14 – 52

気づき

あなたたちが天の父に祈るときは、あなたたちに不満を抱いている人びとをまず思い浮かべなさい。そうして、心(ハート)の中で、彼らと和解をするのです。そうすれば、父はあなたたちの話しを聞いてくださるのです。

講話 14 – 53

気づき

心(ハート)の中で和解して初めて、赦しと解放があります。そうすればあなたたちのハートはその本質を現し、“愛”である父なる神があなたたちを祝福されます。

講話 14 – 54

気づき

あなたたちの“心(ハート)”の中には、父の家に入るための鍵があります。そこにはあなたたちのために蓄えられた恵みがあります。

講話 14 – 55

気づき

不正直な言葉を付け足してはなりません。それは何の役にも立ちません。そうした言葉が父の領域に届くことはありません。真意ではないこと、本当には感じていないことを言うのは祈りではありません。(ヘブライ人への手紙4章12節)

講話 14 – 56

気づき

祈るときに“わたし”の言葉を思い浮かべるならば、あなたたちは赦し、赦され、密かにハートの内奥から祈るでしょう。“わたし”は“わたし”を愛するすべての人びとの心に宿る“神の力”を知っているからです。

講話 14 – 57

気づき

もしあなたたちが“神の御心”を語るならば、すべてが可能となり、あなたたちの言葉が虚しくあなたたちのもとに戻ることはなく、与えられた目的を成し遂げます。では、“神の力”はどこに宿られているのか、それを考えてみなさい。(イザヤ書55章11節、マタイによる福音書24章35節、マルコによる福音書11章24節、ルカによる福音書21章33節、ヨハネによる福音書15章7節)

講話 14 – 58

気づき

ハートを清くし、“わたし”と共に語ることができるようにしなさい。 “わたし”は父の“ご意志”を行うからです。

講話 14 – 59

気づき

多くの人びとは友人には親切であり、敵は憎みます。 “わたし”には敵はいません。すべての人びとが“わたし”の友です。“わたし”のようになるためには、“わたし”と同じようにしなければなりません。

講話 14 – 60

気づき

“愛”があれば誰もが敵ではなくなります。あなたたちがこれを受け入れるならば、あなたたちはこれがいかに真実であるかを目の当たりにします。利己心や無智が消え去るとき、“真理であるもの”、“愛”が現れます。“愛”である“父の家”に敵は存在し得ません。すべての人びとが“愛”と“平安”の中で暮らさなければなりません。そうでなければ入ることはできません。天国に入るためには天国を携えて行かなければならないのです。