講話 14 – 52
気づきあなたたちが天の父に祈るときは、あなたたちに不満を抱いている人びとをまず思い浮かべなさい。そうして、心(ハート)の中で、彼らと和解をするのです。そうすれば、父はあなたたちの話しを聞いてくださるのです。
講話 14 – 55
気づき不正直な言葉を付け足してはなりません。それは何の役にも立ちません。そうした言葉が父の領域に届くことはありません。真意ではないこと、本当には感じていないことを言うのは祈りではありません。(ヘブライ人への手紙4章12節)
講話 14 – 56
気づき祈るときに“わたし”の言葉を思い浮かべるならば、あなたたちは赦し、赦され、密かにハートの内奥から祈るでしょう。“わたし”は“わたし”を愛するすべての人びとの心に宿る“神の力”を知っているからです。
講話 14 – 57
気づきもしあなたたちが“神の御心”を語るならば、すべてが可能となり、あなたたちの言葉が虚しくあなたたちのもとに戻ることはなく、与えられた目的を成し遂げます。では、“神の力”はどこに宿られているのか、それを考えてみなさい。(イザヤ書55章11節、マタイによる福音書24章35節、マルコによる福音書11章24節、ルカによる福音書21章33節、ヨハネによる福音書15章7節)
講話 14 – 59
気づき多くの人びとは友人には親切であり、敵は憎みます。 “わたし”には敵はいません。すべての人びとが“わたし”の友です。“わたし”のようになるためには、“わたし”と同じようにしなければなりません。
講話 14 – 60
気づき“愛”があれば誰もが敵ではなくなります。あなたたちがこれを受け入れるならば、あなたたちはこれがいかに真実であるかを目の当たりにします。利己心や無智が消え去るとき、“真理であるもの”、“愛”が現れます。“愛”である“父の家”に敵は存在し得ません。すべての人びとが“愛”と“平安”の中で暮らさなければなりません。そうでなければ入ることはできません。天国に入るためには天国を携えて行かなければならないのです。