講話 9 – 41

気づき

古い絆は崩壊し、廃れた信条は消え去っていきます。樹液すなわち生命が失われた木の枝と同じように、生き続けることはできません。

(マタイによる福音書 9:16-17、15:9、ヨハネによる福音書 15:2、イザヤ書 43:18-19、エゼキエル書 17:24、エレミヤ書 23:27、ヘブライ人への手紙 8:13、コロサイの信徒への手紙 2:20-23、テモテへの手紙二 3:1-5、ヨハネの黙示録 21:1,4-5)

講話 9 – 42

気づき

人類全体がより高い思考の次元へと高められつつあります。“わたし”はあなたたちの中にいて、無用な言葉や教義によって作られた空虚さを埋めているのです。ゆえに、もはやあなたたちは偽りに固執する必要はないのです。

(ヨハネによる福音書 14:6、イザヤ書 55:11-13、コリントの信徒への手紙二 3:16-18、コリントの信徒への手紙一 13:11、エフェソの信徒への手紙 4:14-15,23-24、ヘブライ人への手紙 10:22-23、コロサイの信徒への手紙 3:10-11、ローマの信徒への手紙 12:2、ヨハネの黙示録 21:1-7)

講話 9 – 43

気づき

かけ離れた遠くの神を説く者たちの話を聴くのはやめ、あなたたちの内なる“霊”に耳を傾けなさい。そこにこそ“真理”が宿っているのです。

(コリントの信徒への手紙一 3:16、エフェソの信徒への手紙 4:6、ヨハネによる福音書 10:38、14:16-17、コリントの信徒への手紙二 3:17、詩篇 139:7、箴言 3:5-6、ヨハネの黙示録 21:6)

講話 9 – 44

気づき

もしあなたたちが他人の信念に縛られているなら、あなたたちは束縛されているのです。 “わたし”はその束縛を解き、あなたたちを解放するためにやって来たのです。“わたし”は“唯一の生ける神”がおられるという“真理”、あなたたちの内に“生ける神”がおられるという“真理”を与えることによって、あなたたちを解放します。神のみが生きておられ、神が生きておられるがゆえに、“わたし”は生きています。“父”は、ご自身の中に“命”を持たれているように、“子”にも“命”を授けられたのです。

(ヨハネによる福音書 5:26、8:31-32、10:10、14:6、ガラテヤの信徒への手紙 5:1、ヨハネの手紙一 5:7、ローマの信徒への手紙 6:22、詩篇 119:142)

講話 9 – 45

気づき

神と一体であるという知識、それを意識的に認識すること、それがあなたたちの救いのすべてです。これが自由への開かれた扉です。

(ヨハネによる福音書 10:34、14:6,20、17:21-23、エフェソの信徒への手紙 4:6、コリントの信徒への手紙一 3:16、6:17、ガラテヤの信徒への手紙 2:20、申命記 6:4-5、レビ記 19:18、詩篇 82:6-7、コリントの信徒への手紙一 3:16、ヨハネの手紙一 4:8、ヨハネの黙示録 1:8、21:6、22:13)

講話 9 – 46

気づき

これまでの過去において、あなたたちの心は、外から来る誤った考えによって埋め尽くされてしまっており、それによって、“神聖なる内側”、唯一の“実在”への扉を閉ざしてしまったのです。

(イザヤ書 29:13、マタイによる福音書 6:22、23:27-28、ヨハネによる福音書 14:6、コリントの信徒への手紙一 2:14、ローマの信徒への手紙 12:2、ヘブライ人への手紙 10:22、ヤコブの手紙 1:14、ヨハネの黙示録 21:7)

講話 9 – 47

気づき

しっかりとした根拠や理由もなく、他人の言ったことを信じ、考えや信念を受け入れるならば、あなたたちは“考える人”ではなく“模倣者”となり、束縛されることになってしまいます。

(ローマの信徒への手紙 12:2、箴言 18:15、エフェソの信徒への手紙 4:14、テモテへの手紙二 2:15、コリントの信徒への手紙一 3:18-20、イザヤ書 8:20、マタイによる福音書 15:8-9,14、ヨハネによる福音書 7:17)

講話 9 – 48

気づき

偶像を崇拝する時点で、もはや自分自身で考える力を失い、あなたたちが崇拝する対象があなたたちの思考を奪うことになってしまいます。なぜなら、無智に陥り、“唯一の真理”である自己の内なる“生ける神”を見失ってしまうからです。

(出エジプト記 20:3-5、箴言 18:15、詩篇 115:4-8、エレミヤ書 10:14-15、ローマの信徒への手紙 1:21-23、イザヤ書 8:20、ヨハネによる福音書 7:17、マタイによる福音書 15:14、テモテへの手紙一 4:2、ヨハネの黙示録 3:15-20)

講話 9 – 49

気づき

自分と相手、互い、そして神、これらはそれぞれ別な存在であり分離している――このように感じてきた“分離感”こそが、あなたたちの大いなる敵だったのです。けれどもあなたたちは、これに気がつきませんでした。

(創世記 3:22、イザヤ書 59:1-2、エフェソの信徒への手紙 2:12-13、コリントの信徒への手紙二 5:18-19、ヨハネによる福音書 10:28、17:21-22、ローマの信徒への手紙 8:38-39、ヘブライ人への手紙 10:22、ヨハネの黙示録 21:3-4、22:1-5)

講話 9 – 50

気づき

これまで多くの人びとが、あなたたちは神の家の外にいると信じ込ませてきました。神の家に入るためには、特別なことをしなければならないと思わせてきました。しかし“わたし”は言っておきますが、あなたたちはすでに神の家の中にいるのです。あなたたちはこの“真理”に目覚めなければならないのです。

(ヨハネによる福音書 14:20,23、15:4-5、コリントの信徒への手紙一 3:16、エフェソの信徒への手紙 2:19-22、コロサイの信徒への手紙 3:11、ガラテヤの信徒への手紙 2:20、ヨハネの黙示録 21:1-7)