波の上を歩いているわたしの姿に最初に気づいたのは、ヨハネでした。

（マタイによる福音書 14:22-34、マルコによる福音書 6:48-51、ヨハネによる福音書 1:35-37、使徒言行録 1:8、詩篇 107:23-30）

熱情的なペテロは、彼らの中に立って叫びました。「主よ、主よ、もし本当にあなたがそこにおられるなら、わたしに波の上を歩き、あなたのもとに来るように命じてください」と言いました。そこでわたしは、そうするように命じました。

（マタイによる福音書 14:22-34、マルコによる福音書 6:48-51、ヨハネによる福音書 1:35-37、使徒言行録 1:8、詩篇 107:23-30）

ペテロが波の上に踏み出したとき、波はペテロにとって岩のように硬く、彼は歩きました。そのときのペテロは、“霊の力”に満たされていました。彼の願いは波の上を歩いてわたしのところにやって来ることであり、わたしが行ったとおりにすることでした。

（マタイによる福音書 14:22-34、マルコによる福音書 6:48-51、ヨハネによる福音書 1:35-37、使徒言行録 1:8、詩篇 107:23-30）

せっかちなペテロは波の上を歩き始めました。しかしすぐに、“こんなことは今までやったことがない”と思い始めました。それは彼にとってまったく初めての奇妙な体験でした。

（マタイによる福音書 14:22-34、マルコによる福音書 6:48-51、ヨハネによる福音書 1:35-37、使徒言行録 1:8、詩篇 107:23-30）

彼は歩いていて、もし足下の波が砕けてしまったらどうなるのだろう…“沈んでしまう”…と心の中で思いました。

（マタイによる福音書 14:22-34、マルコによる福音書 6:48-51、ヨハネによる福音書 1:35-37、使徒言行録 1:8、詩篇 107:23-30）

そのとき、波は砕け、ペテロは沈み始めました。恐怖心に襲われてしまったのです。

（マタイによる福音書 14:22-34、マルコによる福音書 6:48-51、ヨハネによる福音書 1:35-37、使徒言行録 1:8、詩篇 107:23-30）

わたしは彼に、「ペテロよ、なぜ疑ったのか」と言いました。

（マタイによる福音書 14:22-34、マルコによる福音書 6:48-51、ヨハネによる福音書 1:35-37、使徒言行録 1:8、詩篇 107:23-30）

同じ質問をあなたたちに問います。なぜあなたたちは疑うのか。あなたたち自身に問いかけてみなさい。「今や“神の霊”が自分の中に宿り、“キリスト”は“天”においても“地”においてもすべての権能を持ち、すべてのものを支配していることを理解しているのに、なぜ疑うのか」

（マタイによる福音書 28:18、マルコによる福音書 4:35-41、ルカによる福音書 17:6、ヨハネによる福音書 1:1-12、14:10-11,20、コリントの信徒への手紙一 3:16、6:19、エフェソ人への手紙 1:19-23、コロサイの信徒への手紙一 15:20、ヘブライ人への手紙 1:2-3、11:1-40、ペトロの手紙一 2:9、ローマの信徒への手紙 8:9、詩篇 23:1-6、34:8、86:10）

もう一度、自分自身に問いかけてみなさい。なぜ疑うのか、理解が足りないのか。それとも、何かよく知らないことに対する恐怖なのか。理解していないことに対する恐怖なのか。

（ヤコブの手紙 1:5-8、イザヤ書 41:10、ヘブライ人への手紙 11:1-40、コリントの信徒への手紙一 2:14、マタイによる福音書 6:30、ヨハネによる福音書 14:1,27、ローマの信徒への手紙 8:15、ヨハネの手紙一 4:18、詩篇 23:1-6、34:8）

“父”よ、あなたに感謝します。あなたとわたしの間には、知らないことは何もないことをお示しくださいました。わたしたちは一つだからです。

（ヨハネによる福音書 10:30、14:20、17:21、ガラテヤ人への手紙 3:28、コリントの信徒への手紙二 13:11、エフェソの信徒への手紙 4:6、申命記 6:4、イザヤ書 41:10、詩篇 139:7-8）