講話 2 – 71

気づき

今夜、わたしがオーバーシャドウ(神懸かり)しているこの体は、あなたたちが見ているとおり若々しく、顔は活力に満ち、体は全身の細胞を再生させる力に満ちています。これは、“わたし”の意識が彼の意識と一つになっているからです。わたしが彼をオーバーシャドウしているこの瞬間、愛するこの兄弟の意識は、“わたし”の意識と同一なのです。実在において、わたしと彼の間に分離はありません。分離は心理的な錯覚にすぎないのです。

(ヨハネによる福音書 3:16、10:28、17:20-23、コリントの信徒への手紙一 3:16、6:17、15:51-54、エフェソの信徒への手紙 4:4-6、 ヨハネの黙示録 21:4)

講話 2 – 72

気づき

わたしたちは一つである――この強大な“真理”のなんと偉大なことか!もしあなたたちが今、このエネルギーを受けとめることができるならば、あなたたちの体全体が“命”で満たされます。“父”はあなたたちの中にもおられるからです。

(コリントの信徒への手紙一 3:16、6:17、15:51-54、ローマの信徒への手紙 8:11、コリントの信徒への手紙二 3:18、ヨハネによる福音書 14:23、17:20-23、創世記 5:23-24)

講話 2 – 73

気づき

すべてのことが“父”から “わたし” に託されています。“父”以外は、誰が“子”なのかを誰も知りません。“子”と、“子”が“父”を明かすことを望む者以外には、誰が“父”なのかは誰も知りません。

(マタイの福音書 11:27、ヨハネによる福音書 1:18、10:15、14:6,9、コリントの信徒への手紙一 2:10)

講話 2 – 74

気づき

これらの言葉は奇妙に思えるでしょう。しかし、深く考えるならば、その内なる意味がわかってくるでしょう。

(マタイの福音書 13:11-13、マルコの福音書 4:11-12、詩篇119:105、ヨハネによる福音書 7:16、コリントの信徒への手紙一 2:14、箴言8:11、25:2)

講話 2 – 75

気づき

“父”は“子”を知り、“子”は“父”を知ります。また、“子”は“父”を明かしたいと思う者に“父”を明かすことができます。“子”は“父”を知っており、“父”は“子”を知っているからです。

(マタイの福音書 11:27、ヨハネによる福音書 1:18、10:15、14:6,9、コリントの信徒への手紙一 2:10)

講話 2 – 76

気づき

見えているものが見え、聞こえているものが聞こえているあなたたちは祝福されています。

(マタイによる福音書 13:16-17、ルカによる福音書 10:23-24、ヨハネによる福音書 20:29、ヤコブ1:22-26、使徒言行録 28:25-28、詩篇119:1、箴言8:34)

講話 2 – 77

気づき

“わたし” には“勝利の力”が与えられています。“子”は“父”の中に生き、“父”は“子”の中に生きておられるからです。この真に栄光に満ちた“真理”を単なる言葉で説明することができるでしょうか。あなたたちの内におられる“霊”、すなわち、常にあなたたちと共におられ、ご自身を現そうと待機なされている“慰め主”によってのみ、この“真理”は知ることができるのです。

(ヨハネによる福音書 1:32、14:10-11,26、15:4-5,26、16:13、コリントの信徒への手紙一 2:10)

講話 2 – 78

気づき

求めなさい、そうすれば賜物はあなたたちのものとなるでしょう。探しなさい、そうすれば見つかります。叩きなさい、そうすれば扉は開かれます。誰でも求める者は受けとり、探す者は発見し、ドアをノックする者すべてに扉は開かれているのです。

(申命記 4:29、歴代誌上 22:19、詩篇 2:8、14:4、53:5、105:4、116:2、122:6、142:2、コヘレトの言葉 8:17、イザヤ書 7:11、9:12、30:2、31:1、45:19、55:6、ホセア書 6:3、7:10,14、アモス書 5:4,6,14、ゼファニヤ書 1:6、2:3、ゼカリヤ書 8:21、10:1、知恵の書 1:1、マタイによる福音書 7:7-8、ルカによる福音書 11:9-10、ヨハネによる福音書 5:44、ローマの信徒への手紙 10:3)

講話 2 – 79

気づき

「何事であれ、自分がしてもらいたいと思うことを、人にしてあげなさい」。あなたたちが他の人に見るものは、あなたたち自身の心の中に見出されるものであることをよく心得ておきなさい。したがって、誰かからしてもらいたいと思うことは何であれ、まずあなたたちが彼らに行いなさい。

(マタイの福音書 6:2-4、7:9-12、16:23、ヨハネによる福音書 12:43、コロサイの信徒への手紙 3:4)

講話 2 – 80

気づき

明日のことを思い悩んではいけません。“今”のみが唯一の時です。“今”をあなたたちの実在としなさい。そうすれば明日のことは明日自らが解決します。将来を心配し、すばらしい“今”を見失ってはいけません。意識は“今”の中でのみ創造することができます。明日ではなく、昨日でもありません。昨日は記憶でしかなく、明日は希望に過ぎません。“今”こそが、唯一の創造の瞬間なのです。

(マタイによる福音書 6:27-34、コリントの信徒への手紙二 5:5-9、ペトロの手紙一5:7、ヤコブの手紙 4:13-15、詩篇 34:2、118:24)