講話 13 – 31

気づき

恐れることはありません。真実は何も失われません。“キリスト”こそが、あなたたちの“唯一の真実であり、実在”です。それは、“永遠なる神の子”なのです。

(ヨハネによる福音書 14:6,27、マタイによる福音書 6:33、16:26、マルコによる福音書 8:35-36、ルカによる福音書 12:31-32、コロサイの信徒への手紙 3:3-4、ローマの信徒への手紙 8:38-39、ヘブライ人への手紙 13:8、フィリピの信徒への手紙 3:8、4:13、ヨハネの手紙一 5:11-12、イザヤ書 41:10、詩編 73:25-26、ヨハネの黙示録 3:11、21:6-7)

講話 13 – 32

気づき

“愛”は決して失われることはありません。“愛”は神の表現であり、それを覆(おお)う衣(ころも)を通して注がれているのです。

(ヨハネによる福音書 4:7-8、マタイによる福音書 5:43-45、マルコによる福音書 12:29-31、ルカによる福音書 6:27-28、15:20-24、ローマの信徒への手紙 8:38-39、コリントの信徒への手紙一 13:8、ヨハネの手紙一 4:8,16、エフェソの信徒への手紙 3:19、エレミヤ書 31:3、詩編 136:1-2、ヨハネの黙示録 3:9、21:3-4)

講話 13 – 33

気づき

これが理解され始めると、地上のすべての人びとは、魂を通じて表現されているのは、“神の愛”である、ということを知るようになります。肉体は、物質界で “命”が表現されるための、衣服なのです。

(ルカによる福音書 17:21、コリントの信徒への手紙一 6:19-20、コリントの信徒への手紙二 5:1、エフェソの信徒への手紙 2:10、ガラテヤの信徒への手紙 2:20、ローマの信徒への手紙 12:1、ヨハネの手紙一 4:8、創世記 1:27、詩編 139:13-14、ヨハネの黙示録 3:20)

講話 13 – 34

気づき

この衣を軽んじるのではなく、“キリスト”に捧げ、内なる“強大な力”を自覚しなさい。この衣を“キリスト”に捧げるとき、衣は内なるものとなり、内なるものは、外なるものとなります。こうしてあなたたちは、新たに生まれるのです。今度は、肉によってではなく、人の意志によってでもなく、“神の霊”によって生まれるのです。“わたし”は言いました。「地上の何人をも“父”と呼んではなりません。あなたたちの父は、“天の父”お一人のみなのです」。

(ヨハネによる福音書 3:3-6,5-8、マタイによる福音書 23:9、マルコによる福音書 8:34-35、ルカによる福音書 1:35、11:13、コリントの信徒への手紙一 6:19-20、コリントの信徒への手紙二 5:17、ローマの信徒への手紙 12:1-2、エフェソの信徒への手紙 4:22-24、イザヤ書 61:6,10、ヨハネの黙示録 3:12)

講話 13 – 35

気づき

喜びなさい、恐れることはありません。恐れとは、はっきりと見ることを妨げる、ぼやけた視力による曇りにすぎません。恐怖は、一時的に霊的な視野を曇らせますが、あなたたちの内なる“永遠のキリスト”(the Eternal Christ)によって、自由がやって来るのです。

(ヨハネによる福音書 8:32、14:27、マタイによる福音書 6:25-27、14:27、マルコによる福音書 4:39-40、ルカによる福音書 12:32、テモテへの手紙二 1:7、ローマの信徒への手紙 8:15,38-39、フィリピの信徒への手紙 4:4-7、イザヤ書 41:10、ヨハネの黙示録 1:17-18)

講話 13 – 36

気づき

すべての恐れは、“愛”によって一掃されます。“愛”は、恐怖を消し去るものだからです。悪に対する恐怖、人に対する恐怖、神に対する恐怖、これらはすべて、物質的感覚の産物であり、“実在”の中には、何の基盤もないのです。

(マタイによる福音書 6:25-27、10:28,31、マルコによる福音書 4:40、ルカによる福音書 12:32、ヨハネによる福音書 14:27、ヨハネの手紙一 4:18、ローマの信徒への手紙 8:15、フィリピの信徒への手紙 4:6-7、イザヤ書 41:10、詩篇 27:1、ヨハネの黙示録 21:4)

講話 13 – 37

気づき

“神の愛”は、あなたたちを“神の聖なる臨在”から分離させる、このようなすべての恐怖から、あなたたちを解放するのです。

(ヨハネによる福音書 14:27、マタイによる福音書 6:25-27、11:28-30、マルコによる福音書 5:36、ルカによる福音書 12:32、ヨハネの手紙一 4:18、ローマの信徒への手紙 5:5、8:15,38-39、フィリピの信徒への手紙 4:6-7、イザヤ書 41:10、43:1、詩編 34:4、ヨハネの黙示録 21:3-4)

講話 13 – 38

気づき

ゆえに、人も獣も、恐れてはなりません。神も恐れるのではなく、愛しなさい。あなたたちの自己の意識の中で、“キリスト”の真の性質が明らかにされるとき、ダニエルがライオンの穴の中で示した力を、あなたたちも保有することになります。この“力”は、あなたたちのものでもあるのです。

(ダニエル書6:23,8-28、ヨハネの手紙一 4:18、ローマの信徒への手紙 8:15,31、フィリピの信徒への手紙 4:13、エフェソの信徒への手紙 3:16-17、マタイによる福音書 10:28、14:27、マルコによる福音書 5:36、ルカによる福音書 8:50、12:32、詩編 23:4、ヨハネの黙示録 1:17-18)

講話 13 – 39

気づき

天においても、地においても、あなたたちを打ち負かすことができるものは、何もありません。なぜなら、あなたたちの内なるこの“キリスト”は、“神の霊”であり、全能であり、天と地に存在するすべてのものの背後にある、“創造原理”だからです。これを悟ったとき、もはや、あなたたちは、恐れることはないのです。

(ローマの信徒への手紙 8:38-39、マタイによる福音書 16:18、28:18、マルコによる福音書 11:23、ルカによる福音書 10:19、18:27、ヨハネによる福音書 1:3、14:27、フィリピの信徒への手紙 4:13、エフェソの信徒への手紙 1:19-20、イザヤ書 41:10、3:20、詩篇 23:4、ヨハネの黙示録 5:13)

講話 13 – 40

気づき

最下層の人びとも、何らかの形で、神を求めています。“わたし”の弟子として、“愛”と模範によって、彼らに真の道を示すことが、あなたたちの勤めです。単なる言葉によってではなく、思いやりを込めて、“愛”によって、理解を示すことによって、導くことです。

(ヨハネによる福音書 13:34-35、マタイによる福音書 5:14-16、25:35-40、ルカによる福音書 6:35-37、10:33-37、ヤコブの手紙 2:15-17、フィリピの信徒への手紙 2:4-5、コリントの信徒への手紙一 13:4-7、ミカ書 6:8、ヨハネの黙示録 2:19)