講話 11 – 21

今日でも、多くの人びとが、同じことをしています。人びとは、答えを自己の外に求めています。しかしあなたたちは、答えを自己の外に求めてはいけないことを学んでいます。自己の内にのみ答えを見いだすのです ── “わたし”は“命”です。

（箴言 3:5-6、詩編 46:10、エレミヤ書 31:33、ヨハネによる福音書 14:6、マタイによる福音書 6:33、7:7-8、ルカによる福音書 17:21、ヘブライ人への手紙 11:6、ヤコブの手紙 1:5、ヨハネの手紙一 4:4、ヨハネの黙示録 2:23）

講話 11 – 22

気づき

神の中で、神聖に結ばれている兄弟愛によって、すべてのものと一体になりなさい。これがあなたたちを導く“わたし”のやり方です。

（マタイによる福音書 22:37-39、ヨハネによる福音書 13:34-35、17:21、マルコによる福音書 9:50、ルカによる福音書 17:21、コリントの信徒への手紙一 12:12-13、13:1-13、ガラテヤの信徒への手紙 3:28、エフェソの信徒への手紙 4:1-6、詩編 133:1、ヨハネの黙示録 5:9）

講話 11 – 23

気づき

これが“真実”なのですが、個人にとっても、それが “真実”となるためには、今、個人の意識の中に確立されなければならないのです。

（ヨハネによる福音書 1:14、3:3、14:23、ルカによる福音書 17:21、コリントの信徒への手紙一 3:16、ヘブライ人への手紙 8:10、11:1、マルコによる福音書 4:24、箴言 4:23、詩編 119:105、イザヤ書 55:11、エレミヤ書 31:33、ヨハネの黙示録 3:20）

講話 11 – 24

気づき

あなたたちが今、自分の人生の中で意識していることが、あなたたちの外なるものとして現れているのです。“霊”が紐解かれていくにつれて、意識が拡大していくのはそのためです。あなたたちの意識が、すべてを包含し、拡大深化していくことによって、“全宇宙の真理”についての、大いなる認識を深めることができるのです。“神の意識”があなたたちを抱いているように、あなたたちも、自己の内なる“神の意識”を抱かなければならないのです。神とあなたたちは、一つだからです。

（ヨハネによる福音書 14:20、マルコによる福音書 4:22、ルカによる福音書 17:21、コリントの信徒への手紙一 2:16、13:9、フィリピの信徒への手紙 4:8、詩編 119:105、箴言 4:23、ヤコブの手紙 1:5、エレミヤ書 31:33、ヨハネの黙示録 21:3）

講話 11 – 25

気づき

偶像は、金や銀によって人間の手で作られたものにすぎません。

（詩篇 115:4-8、135:15-18、ハバクク書 2:18-19、イザヤ書 44:9-20、46:6-8、使徒言行録 17:29、コリントの信徒への手紙一 10:14、ルカによる福音書16:13、ヨハネの黙示録 9:20）

講話 11 – 26

気づき

口はあっても決して語らず、目はあっても見ることはできません。

講話 11 – 27

気づき

耳はあっても聞くことはできず、命の息もありません。

講話 11 – 28

気づき

無智な者は“命”なきものを崇めますが、賢明なる者は神の中に生きます。

（ヨハネによる福音書 4:24、マルコによる福音書 12:29-31、ルカによる福音書 16:13）

講話 11 – 29

気づき

偶像を象徴として扱っていても、意識はその象徴の背後にあるものを認識しなければなりません。無智なままに偶像を礼拝することは無意味です。“父”の内に生き、“父”が自分たちの中に生きていることを知ることこそが、真の礼拝なのです。

(ヨハネによる福音書 4:24、マルコによる福音書 12:29-31、ルカによる福音書 16:13)

講話 11 – 30

気づき

わたしたちは、自分が何を崇拝しているのかを理解していますが、人びとは、自分が何を崇拝しているのかを理解していないのです。ゆえに、わたしはあなたたちに言っておきます。“霊”であり、“実在”である神を崇拝しなさい。神は“霊”であり、存在する唯一の生ける“実在”なのです。“わたし”と“父”は一つです。

（出エジプト記 20:2-3、申命記 6:4、イザヤ書 45:5、詩篇 139:7、マルコによる福音書 12:29-31、ルカによる福音書 4:8、ヨハネによる福音書 4:22-24、10:30、14:6、コリントの信徒への手紙二 3:17、使徒言行録 17:23、ヨハネの黙示録 19:10、22:9）