講話 13 – 69

地上で苦しみ、各々のゲッセマネの門をくぐった者の中には、年老い、衰弱し、弱り果てた地上での状態の記憶を、そのまま携えて来る者もいます。しかし彼らもやがて、そうした記憶は、「捨て去らなければならない、ただの心の中のイメージにすぎない」ことに気づきます。それでもなお、魂にはしばらく傷跡が残ります。彼らの魂は深い眠りに入り、やがて、“キリストの実在”の中に目覚めるのです。すると彼らは、若々しさを回復しており、記憶に傷を残していたすべての状態から解放されるのです。

(マタイによる福音書 26:36-39、11:28-30、マルコによる福音書 14:32-36、ルカによる福音書 16:25、22:41-44、23:43、ヨハネによる福音書 11:25、14:2-3、16:20-22、使徒言行録 7:60、ローマの信徒への手紙 8:18、コリントの信徒への手紙一 15:42-44,51-52、コリントの信徒への手紙二 4:16-17、5:1-4,8、フィリピの信徒への手紙 3:20-21、ヘブライ人への手紙 4:9-11、12:22-24、イザヤ書 25:8、35:10、40:31、57:2、65:17、箴言 3:24、4:18、12:28、詩編 16:11、23:4-6、30:5-6、73:24-26、116:7、ヨハネの黙示録 7:16-17、14:13、21:4-5)

聖句検索