講話 13 – 69

地上で苦しみ、彼らのゲッセマネの門を通過した人びとの中には、年老い、衰弱した、地上にいたときの自分の状態を、そのまま記憶している者もいるでしょう。しかし、そうした記憶は、捨てなければならない、心の中のイメージにすぎないことに気づくでしょう。それでもなお、魂にはしばらく、傷跡が残っています。彼らは深い眠りに入り、魂は眠り、やがて、“キリストの実在”の中に、目覚めます。彼らは若返り、記憶に傷をつけた、すべての状態から解放されるのです。

(マタイによる福音書 11:28-30、ヨハネによる福音書 11:25、ルカによる福音書 16:25、コリントの信徒への手紙二 4:16-17、5:8、フィリピの信徒への手紙 3:20-21、イザヤ書 25:8、65:17、詩編 16:11、30:5、ヨハネの黙示録 7:16-17、14:13、21:4)

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