講話 10 – 54

この問題についてはすでに扱ったので、あなたたちの多くが理解しています。善も悪も、“実在”ではありません。“実在”は、善でも悪でもありません。“実在”は、それ自身で完結しており、完全です。ある人の悪の基準は、他の人の善かも知れません。別の人の善の基準は、その他の人の、悪かも知れません。それらは相対的なものであり、人間の考えでしかないのです。

（マタイによる福音書 5:45、7:1-2、19:17、マルコによる福音書 10:18、ルカによる福音書 6:37、18:19、ヨハネによる福音書 7:24、8:15、14:6、使徒言行録 10:34-35、ローマの信徒への手紙 2:1,15、14:14、コリントの信徒への手紙一 4:5、コリントの信徒への手紙二 3:6、5:16,21、ガラテヤの信徒への手紙 5:22-23、6:3、エフェソの信徒への手紙 4:23-24、フィリピの信徒への手紙 3:9、コロサイの信徒への手紙 2:8、ヤコブの手紙 4:6、創世記 3:5、イザヤ書 5:20、コヘレトの言葉 7:15,28、箴言 14:12、16:2、詩編 19:10、145:17、ヨハネの黙示録 11:15-19、19:11-21、20:11-15、21:1-10,27、22:11,13）