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“キリスト”の声ははるか彼方(かなた)にまで届いています。それは、遠くにも、また近くにも届いています。なぜなら“キリストの声”は、ありとあらゆる場に“遍(あまね)く満ちている”からです。父がおられる所どこにでも“わたし”がいます。わたしがどこにいようとも、父はいつも“わたし”と共におられるのです。

全能の神こそすべてのすべてであり、万物は父によって、そして“父の息子であるキリスト”を通して創られたということ、これこそが“偉大なる真理”です。

世界の平和は“キリスト”の内に宿っており、すべての人びとの魂が、“キリストの命”に気づき、父なる神の“愛、美、強さ、叡智、力”を現すことを待っているのです。

あなたたち一人ひとりのすべてに平安と愛が宿っています。もしあなたたちが、父のみが生き給い、父は愛であり、叡智であり、平安であり、唯一の“実在”であるという真理を認め、受け入れ、それをあるがままに現していさえすれば、あなたたち一人ひとりのすべてに平安と愛が留まり続けるのです。

“キリストの力”はまずそれに気づき、目覚め、さらに一定の静寂の時間の中で、“主なる汝の神”の臨在をいっそう豊かに自覚するようになる――(このようなプロセスによって)あなたたちの中で紐解(ひもと)かれていきます。

真理を悟るとは、「そのとおりである」とわかることです。「わたしと父は一つである」――父はわたしよりも偉大ですが、父とわたしは一体となって働いています。わたしは父なしには何もできませんが、父と共であれば、父のなすすべてを行うことができます。なぜなら“わたし”と父は一つだからです。

“わたし”の力があなたたち自身の意識の中に開発されていくためには、まず、察知し、認識する必要があります。次に、静寂を保ち、悟りを深める期間が必要となります。しかし、実は全宇宙に現れている意識はたった一つの意識でしかなく、それは“命”そのものの中にある“意識”です。“命”は形あるものすべてを、その形態を通じて栄光を現すことができるように創造しました。

“命”は、“命”自身が、自らの気づきを現すことができるように、人間の魂と体を創造したのです。あなたたちがこのことを本当にわかったとき、あなたたちは自分の生活の中に、“キリストの力”を展開するようになります。

あなたたちは物質的な生活や仕事から抜け出して、しばらくの間、“神の国”で安らがなければなりません。そして、自分が着実に成長しており、自分の生活の中のすべてにおいて、常に顕現(けんげん)しようと待機(たいき)している“キリスト”の本当の“命と力”が紐解かれつつあることを知りなさい。

“キリスト”が本当に顕現しているという姿勢を保ち、それがあなたたちにとってどんな意味をもっているのかを問い、沈黙のうちに待機しなさい。このようなやり方によって、着実な成長を遂げていくことができるのです。