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あなたたちは一瞬一瞬、“神の想い”の中でのみ創造することができます。そしてそれは“今”なのです。あなたたちが“神の想い”の中で今創造したものは、すでに確立しています。それゆえ、明日のことは明日に任せるのです。

泣く者と共に泣くのではなく、心の内奥に君臨している強大な“愛”によって彼らを助けてあげなさい。母親が自分の子供を愛するように、あなたたちもすべての人に愛を感じなければいけません。もっとも高き者からもっとも低き者まで、人はすべて神の子です。あなたたちがこれを見極めたときに、分離のない、唯一の家族を知ることになるのです。(ローマの信徒への手紙12章15節)

無私になることを身につけなさい。これが受容性の秘訣なのです。あなたたちは“霊”の一欠片(ひとかけら)ではなく、全体と一体なのです。“霊”が“霊”自身から切り離されることなどあり得ません。

あなたたちが本当にこのことに気づくようになると、変容が起こります。なぜなら受容性とは、受け容れることだからです。実は、神は常にすべての人に“神の恵み”を注ぎ、与えています。もしあなたたちがその“神の恵み”を欲するならば、受け容れるために、心を開きさえすればよいのです。この受容性こそが、偉大さの秘訣(ひけつ)です。すべての真実なる生き方をしている者の秘訣は、無私であるということです。与えることは、受けることなのです。

わたしがこの瞬間に見ているもの――すなわち、何千もの霊がわたしの言葉に聴き入り、神の愛が天にあるように地にもあり、内にあるように外にもあるという理解が明らかになってきていること――これをあなたたちが見たら、あなたたちの考えはどうなるのだろうか、と思うことがあります。(マタイによる福音書6章9-13節、コリントの信徒への手紙二4章16-18節、講話2:12、2:85、5:24、7:22、8:4、8:56、8:106、9:15、9:87、11:10、11:95、14:33)

わたしはかつて言いました。「あなたたちが “わたし” を知っているなら、 わたしの父をも知るであろう。しかし、もしわたしの父を知らないならば、どうして “わたし” を知ることができ、 “わたし” の言葉を理解することができるだろうか」(ヨハネによる福音書14章7節)

わたしは“キリスト”から語っていますが、あなたたちはどこから語っているのですか。死すべき感覚からですか。ただその場の状況に反応しているのですか。それとも、自分自身の内にある“神の力”、すなわち「 “わたし” は“命”である。 “わたし” は“真理”である。 “わたし” は一切を支配している」という意識が自分の中に宿っていることを認識していますか。

あなたたち自身の中に、 “父”がおられるのです。それを知りなさい、そうすれば、“父”があなたたちを通して現れるのです。これこそが“世の光”であり、世は“光”に打ち勝つことはなく、“光”が闇に打ち勝つのです。「“わたし”は世の光です」。闇は“わたし”が“光”であるため消えてしまうのです。(ヨハネによる福音書1章5節)

これが人の“光”です。それは“無限なる愛と叡智(えいち)”の現れであり、人類の中に完全な状態を創り出します。

あなたたちの存在の源は神です。あなたたちがこのことに目覚めたとき、“子”(イエス)の中におられ、あなたたちの中にもおられる“父”を知ることになります。