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波の上を歩くわたしの姿に最初に気づいたのは、ヨハネでした。

性急なペテロは皆の中に立って“主よ、主よ、本当にあなたなら、わたしに波の上を歩くようお命じください”と叫びました。それでわたしは彼に来るようにと命じたのです。

ペテロが波の上に踏み出したとき、波はペテロにとって岩のように固く、彼は歩きました。そのときのペテロは、大神霊の力に満たされていました。彼の願いは波の上を歩いてわたしのところにやって来ることであり、わたしが行ったとおりにすることでした。

せっかちなペテロは波の上を歩きましたが、すぐに“こんなことはしたことがない”と思い始めました。それは彼にとってまったく初めてのこと、とても不思議なことでした。

彼は、自分の下の波が破(わ)れてしまったらどうなるのだろう――“沈んでしまう”と思うまで歩きました。

その瞬間、波は砕け、ペテロは沈み始めました。恐怖が彼を襲ったのです。

わたしは彼に言いました。「ペテロよ、あなたはなぜ疑ったのですか」

同じ質問をあなたたちに問いたいと思います。──なぜあなたたちは疑うのですか。では、自分自身にこの質問をしてみましょう。「大神霊が自分の内に宿り、キリストが天と地におけるすべての権能を持ち、すべてのものを支配していることを理解しているのに、なぜ自分は疑うのか」

もう一度、自分自身に問いかけてみなさい。なぜ疑うのですか?それは理解力の欠如ではないですか?それとも、馴染(なじ)みのない物事に対する恐れでしょうか。理解していないものは、あなたたちは恐れるのですか?

父よ、あなたに感謝します。あなたとわたしは一つであるがゆえに、あなたとわたしには知らないものなど何一つないことをお示しくださいました。