講話番号順に表示 新規投稿順に表示

人は五官による幻影によって惑わされています。しかし、内在の御霊の内なる働きによって、人の中に神のキリストが紐解かれつつあり、感覚の幻想はすぐに過ぎ去ってしまいます。

いま世界で起きていることは、人類における霊性の胎動なのです。

大神霊は留まることなくご自身を展開されています。しかし、多くの人びとが無智なままに紐解かれているため、自分自身や他者を傷つけているのをわたしたちは見ています。もしすべての人びとが、真理は内から紐解かれてくるという真実を知っていたならば、平和がやってきます。しかしわたしは言っておきます、平和はここにあります。愛は世界の礎だからです。

初めにあったものは、今もあります。初めに創り出されたものは今も存在します。しかし人類はいまだに“生命の木”を手にしていません。人類は今もなお、自分自身に根を持つ“善悪の木”の実を食べているのです。

あなたたちは、“わたし”の中に入ることによって、あなたたちの状態から引き上げられます。“わたし”はあなたたちの内に鎮座しています。しかしあなたたちは、外を捜し、“わたし”を見いだすことはなかったのです。心を内に向けなさい、そうすればそこに神を捜し出すことができます。心の清い者は神を知ります。

想念が混乱しているとき、平安はありません。わたしに混乱はありません、わたしは「わたしは命である」ことを知っています。もしあなたたちの想念が、お互いを分離させたままにするさまざまな考えや信念によって乱れているならば、あなたたちは決して唯一なる永遠の神を知ることはできません。

心の清い者は、すべての人の中に神を見ます。信念、考え、イメージ、これらは想念の産物に過ぎませんが、“実在”は永遠であり、常に、今の今、自己を現しています。

人類は、神の悟りと愛の具現によって、自己の“神聖なる支配力”に目覚め、引き上げられていきます。こうして、心の清い者は神を知ることになります。

かつてわたしは、これらの話を弟子たちにしました。まさに同じ話を、あなたたちにも語っています。今のこの世界で、あなたたちもまたわたしの弟子となっているからです。そしてわたしは、あなたたちの中で働いています。

人が神の意識に到達するまでは、知識は苦しみから生まれます。あなたたちが、唯一の“実在”そして存在している力は、自己の内に現れているという自覚に到達したとき、その苦しみはこの悟りに至るための手段であったことに気づき、苦しみは止みます。